井の頭公園 水門橋トイレ

【東京都　三鷹市】


ニュースなどで騒がれなければ、たぶん気がつくこともなかった家があります。
友人宅へ向かう道すがら、
「ああ、ここなのか･･････」と今更ながらに気がつきました。
たぶん知らなければ、何の感想も感慨も抱かずにスルーしていたことでしょう。


井の頭公園　水門橋付近

井の頭公園の東側エリア。
水門橋と呼ばれる橋のそばにあるトイレは、友人宅へ向かう道すがらよく利用したものです。


井の頭公園　水門橋トイレ（一番手前：多目的トイレ入り口）

といっても、何の変哲も特徴もないタダの公衆トイレなんですけどね。


一般男性用トイレの様子


まぁ、小用に立ち寄るだけで大きい方は利用したことはありません。



ここの個室トイレは1つ、和式のトイレとなっています。
井の頭公園の和式トイレは、金隠しが四角いものが多いです。
ただその全長が短いので縁が汚れやすいのが欠点ですね。


多目的トイレの様子


多目的トイレにはオムツ台。



使用済みオムツを捨てるためのゴミ箱も置いてあるようです。

井の頭公園のトイレはどれも薄暗く、くたびれている感じが拭えませんが、夜も人の姿が途絶えない大きな公園の公衆トイレですから行き届かないところについては致し方ないのでしょうね。

さて、



ニュースで話題にされなければ、その存在にさえ気がつかなかった家です。
赤い郵便ポストの発想が面白いですね。



赤は赤でもワインレッド系かな。
けっこう綺麗な組み合わせに見えますね。
噂の塔も“人の顔のようなモノ”との先入観があればこそと思いますが、無いと仮定して見ればどうでしょうかね？
試しに鼻と思われる部分にマウスカーソルでも重ねて見てくださいな。
最近流行りの小洒落た西洋建築風のお宅ぐらいにしか、私的には感じませんがどうなんでしょうね。

【評価】☆
【利便】☆
【清潔】☆
【ユニーク度】・・・
【一言】
井の頭公園内にある多目的トイレの中で、この前ご紹介した西側のトイレを除き、共用タイプの多目的トイレにはオムツ台がついていますが、男性用など一般トイレブース内に設置されているタイプの多目的トイレにはオムツ台は設置されていません。
オムツの交換をお望みの方は、ご利用するトイレの場所にはご注意ください。
【装備】
小用×2　和式×1　多目的トイレ×1
紙：○
※多目的
オムツ台：○　緊急ボタン：○

→場所の地図

吉祥寺パルコ 地下2階トイレ

【東京都　武蔵野市】


吉祥寺の商業ビル五大老といえば、東急、伊勢丹、バシカメ、丸井、


吉祥寺パルコ

そしてここパルコです。

このパルコの地下2階、本屋フロアにあるトイレも狭いながら工夫が見られるトイレです。


一般男性用トイレの様子


間接照明を活かすためトイレの全体の光量を抑え目な感じ。
トイレの中はとても幅が狭く、混み出すとちょっと窮屈します。
狭いがゆえに出来やすい、背後の洗面台や個室トイレなどの照明が干渉してできる物陰や人影を作らない工夫として、小用トイレの壁周りを光が反射するシルバー仕上げとしているんでしょうね。



個室は2つ。
写真右に映っているのは、鏡に反射した床のタイル模様です。
見ての通り、奥のトイレへと続く廊下の幅は狭く。
手前左の個室のドアは、そのスペースに余裕がある奥のトイレのドアのように内開きにすることもできません。
かといって外開きのドアにしたら、行き交う人が頭をぶつけるコメディタッチが具現化して降臨です。
それはそれはとても危険なことで、実際に頭をぶつけた人が出た場合、笑って済まされる問題でもありません。

そこでこのトイレには工夫として、



中折れ式ドアを採用。

これなら狭いスペースでも安心、思う存分ドアの開け閉めをすることができます。



個室トイレはシャワートイレ。



便座石鹸がついてます。

また奥の個室のみ、



ベビーキープがついています。

【評価】☆☆
【利便】☆☆
【清潔】☆☆
【ユニーク度】・・・
【一言】
今のようなお洒落さん風になる前は、もっと広かったような･･････そんな記憶があるトイレです。
成長してガタイがデカくなったせいでしょうか、トイレが昔よりとても狭く感じます。
まぁ、それはさておきです。
ここパルコのトイレにおけるシャワートイレの配備数はそれほど多くもありません。
シャワートイレの配備の有無はフロアによって変わりますので、シャワートイレをご希望のさいは、地下2階、5階、6階へ向かいましょう。
【装備】
小用×2　洋式×2
シャワートイレ：○　紙：○　便座石鹸：○　ベビーキープ：△　石鹸：○　エアータオル：○

→場所の地図

井の頭公園 公園西側トイレ

【東京都　武蔵野市】


吉祥寺駅の南側に広くビローンと横たわる、井の頭公園の西側にあるトイレです。


井の頭公園　公園西側トイレ

井の頭公園はいわゆるご当地スポット。
昼は昼で人で賑わい、
朝も陽が明ける頃から健康志向の人たちが散策やマラソンにやって来ます。

そのためこの公園内にあるどのトイレも回転率が高く、紙の補充が間に合わない、商業店舗などのように清掃が行き届かない状況も多々発生します。


一般男性用トイレの様子


特にここのトイレは、箱物自体が年代物で、あまり清潔感が感じられない公衆トイレといえます。
またこのタイプの小用トイレは、臭い立つこともしばしばです。


トイレ前の様子

次に多目的トイレのご紹介です。


多目的トイレの様子


壁のほか、床にも水洗用の押しボタンがある多目的トイレ。
他に何も追加装備はありません。

この多目的トイレは、利用者によってはとても大きな不便を強いられるトイレです。

その理由はこれ、


多目的トイレの出入り口（内側）

外開きのドア。
多目的トイレではスライド方式が一般的で、井の頭公園にある他の多目的トイレもここを除いてスライド式です。

もう一度、トイレの外観を見てみましょう。



手すりの付いた段差のないスロープはトイレの左側にあります。
このスロープを上がって来た車椅子の搭乗者は、女子トイレの前を通り、多目的トイレの扉の前まで移動するわけですが、
多目的トイレの扉は外開き、右方向から開きます。
つまり一度、多目的トイレのドアの前を通り過ぎた上でその向きを反転させなければなりません。


洗面台（多目的トイレ前の様子）

車椅子を利用しない我々歩兵ユニットは、胸と背中の厚み分の隙間さえあれば、スルリと多目的トイレに進入、作戦行動を行うことが可能です。
しかし車両ユニットは、車両が通行可能なスペースの確保――大きく扉を開けなければなりません。
車両を多目的トイレ内に入れた後、大きく開けた扉を閉める、それだけの行為がまた大変です。

上半身と手を伸ばし、車両に扉をぶつけないよう、車両の後退に合わせてドアを閉める。
我々歩兵ユニットはほぼ無意識にドアを利用します。
“重い”とか“硬い”とか、映画「女王蜂」のように“箱根細工”を解かなければ開かない密室とか、そんな頭脳なり肉体なりの“力（パワー）”を必要としない限り、ドアの開け閉めに気を使うことはそうありません。

随伴者がいれば、
また高額な自立変形タイプの車椅子を利用していれば、
このタイプの扉も“アリ”でしょうが、
実際に困っている人をこの目で見てしまった以上、私はこのタイプの扉を否定します。


井の頭公園の池（早朝）

トイレの前を東に、坂を降りると井の頭弁財天のすぐそばに出ます。

【評価】・・・
【利便】☆
【清潔】☆
【ユニーク度】・・・
【一言】
中央線沿いを自転車で走る時、わりとお世話になるトイレです。
春先の花見は池の周りがメイン会場となるため、ここら辺りに咲く桜は喧騒から一歩遠く。物静かに愛でて眺める分には、ここはとても良い場所です。
【装備】
小用×5　和式×1　多目的トイレ×1
紙：○
※多目的
緊急ボタン：○

→場所の地図