トイレと出会わぬ人類はいない
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【東京都 八王子市】
07月24日(旧暦6月23日)は、八王子城の落城日ですね。
八王子城は、今から421年前の1590年(天正18年)、豊臣秀吉による北条・小田原城攻めの一環として、豊臣軍(前田利家、上杉景勝、真田昌幸)に攻め落とされたお城です。
八王子城跡公園 入口
八王子城跡公園の入口へ至るには、「霊園前」バス停から800メートルばかり歩かねばならないので、テクテク歩いているうちに、「本当にこの道でいいのか?」と不安になる方々も少なくないようです。
入口広場
まずは、入口広場にあるトイレです。
八王子城跡 入口広場トイレ
入口広場のトイレは管理事務所の隣り、入口から見て奥にあります。
一般男性用トイレの様子
山そばのトイレと言うことで、あまり期待してなかったのですが、キチンと管理されていて綺麗なトイレでした。
個室は和式が1つのみ。
2つ並びの洗面台は捻り水栓で、石鹸などの追加装備はありません。
続いて、多目的トイレの様子です。
多目的トイレの様子
多目的トイレは温便座。
洗浄は壁にあるリモコンボタン方式です。
オストメイト対応型
温便座だけの便器かと思っていたら、オストメイトに対応しておりました。
あと多目的トイレにはベビーキープ、
オムツ台も設置されており、赤ちゃん連れの方も安心です。
※ただし、換えたオムツはお持ち帰りで。
多目的トイレの洗面台は自動水洗。
手前の縁が低く開いているので良い感じです。
南側の壁には、ブロックガラスの明かり取りがあるため、陽が出ていれば日中は明るいです。
さて、
上は八王子城跡の東側、入口付近の地図です。
入口広場を北に出て西へ向かうと、
登山道 入口
登山道入口である鳥居が見えてきます。
この鳥居をくぐり、道なりに真っ直ぐ突き進むと、
旧道
溝なんだか尾根なんだか道がどこだかよくわからなくなる、狭くてキツイ旧道となります。
人一人がすれ違うのにも大変な道です。
新道への入口となる、もう1つの鳥居
さっきの入口の鳥居をくぐり、途中で道を左へ折れると、頭より高い位置に別の鳥居が見えてきます。
そのもう1つある鳥居が新道の入口となります。
新道
新道は旧道と比べ道幅が広く、歩きやすいです。
金子丸(八王子城攻防戦、最大の激戦区)にある休憩場所
また新道には途中、腰をおろせるベンチもあるので、旧道のような緊張感を強いられません、まったりです。
梅の季節であれば、途中ある梅林でより心和ませることが可能でしょう。
新道と旧道は8合目付近で合流し、そこから急なつづら折りの登りが続きます。
八王子城 山頂付近
つづら折りを登りきると、
↑頂上へ →小宮曲輪 への分岐
小宮曲輪への分岐(上の写真、右手に一本見える木の手前)が。
草のトンネル
この分岐から坂を登り、草のトンネルをくぐると、
小宮曲輪
狛犬がお出迎えの小宮曲輪に着きます。
ここには御岳神社があったとのことですが、今は廃屋となっています。
小宮曲輪に行くには、「山頂下から降るルート」と、この「分岐を登るルート」とがありますが、
山頂下から降るルートは、誘導用のトラロープがあるだけマシの道無き道と云った感じですから、スペランカーを自称する人は止めといた方が無難です。
さきほどの分岐を真っ直ぐ行くと、左手に眺望。
ここまで来るとゴールもうすぐです。
八王子神社下の休憩所
まず見えてくるのが大きな屋根付きの休憩所。
この休憩所を左へ登ると、松木曲輪の見晴台へ。
真っ直ぐ進んだ先にある階段を上ると、
八王子神社
八王子神社です。
その名の通り、スサノオの八王子(八柱の御子神)を祀る神社で、八王子城の名前の由来ともなっています。
神社の脇には神楽殿(能舞台)もあるようですが、今は使われてないんでしょうね。
山頂への階段
八王子神社の右手奥にある階段を上り、右手に行くと小宮曲輪。左へ登ると山頂です。
本丸
山頂には祠と、ここにかつて八王子城の本丸があったことを示す、
石碑が建っています。
松木曲輪
八王子神社の能舞台の裏手に松木曲輪があります。
ベンチのある見晴し台になっており、
松木曲輪からの眺望
ここで食う弁当は美味かったです。
八王子城跡 山頂トイレ
見晴し台の裏手を降りるとあるのがコノトイレです。
男性用トイレの様子
2人並べるスペースほどの小用トイレは、かけ流しスタイルの非水洗。
ヒドイ使われようだったので、便器は見せられないよ!
個室は和式が1つのみ。
山のてっぺんにあるトイレですからね、コチラも無論非水洗な、いわゆるBotん便所さんです。
手が洗えるような水道の類もトイレの近くにはありません(※手動ポンプ式の水飲み場はあるが、ここから多少歩く)。
八王子城跡 御主殿跡付近
ふもとの広場の入口から、
南に流れる川沿いを西へ真っ直ぐ進むと、
大手道
左手に大手道が見えてきます。
この大手道を上がって進むと、
曳き橋(実際の橋の位置は、今の位置より斜めに、写真右手の窪みにかけられていた)
曳き橋の上へ。
そして橋を渡ると虎口、櫓門跡、
冠木門(曳き橋と同じく復元されたもの)
冠木門へと続きまして、
御主殿跡
城の城主 北条氏照の屋敷があった御主殿跡地である広場に到着します。
御主殿跡地から下へ降る道(写真 左に見えるのが滝と慰霊碑)
大手道に入らず真っ直ぐ進むか、御主殿跡地から下へ道を下ると、
御主殿の滝
この滝は八王子城落城の際、御主殿にいた兵士、女性、子供らが自刃して飛び降りた場所で、彼らの流した血が三日三晩、この川を赤く染めたと言い伝えられています。
滝の横の慰霊塔
滝の横にひっそりと立つ慰霊塔には、今も花が手向けられております。
ちなみに、
ゆるキャラ うじてる君
北条氏照とその家臣たちの墓は、
北条氏照および家臣の墓
この八王子城跡公園の入口より東に400メートルばかりの場所にあります。
八王子城址歴史資料館(有料)
北条氏照とその家臣たちの墓を参る場合は、バス停から公園入り口へ向かう途中に、八王子城址歴史資料館へ至る横道があるのでその横道へ入り、歴史資料館より奥へ進んだところにある山道の階段を登ってください。
最後に。
八王子城跡を山頂へ登る場合、
八王子城跡公園 管理事務所
入口広場の管理事務所のところと、
大悲閣観音堂
新道入り口の下にある観音堂の横に、
山登り用の竹の杖が置いてあるので、利用すると帰り道がより楽になります。
《入口広場トイレ》
【評価】☆☆
【利便】☆△
【清潔】☆☆
【ユニーク度】・・・
【一言】
キレイにされてるトイレ。
多目的トイレの装備はなかなか。
山を登る前に、ぜひここで用を足しておきたい。
【装備】
小用×2 和式×1 多目的トイレ×1
紙:○
※多目的
オストメイト:○ ベビーキープ:○ オムツ台:○ 温便座:○ 緊急ボタン:○
《山頂トイレ》
【評価】☆
【利便】△
【清潔】△
【ユニーク度】・・・
【一言】
お腹の緊急避難場所。
山の上という現世と隔絶された場所にも「トイレがある!」、そう考えると多少頼もしい。
非水洗な事と手が洗えない事、この2つは覚悟しておいたほうがいい。
【装備】
小用×2 和式×1
紙:○
【もう一言】
心霊スポットとしても有名な場所ですね。
滝やら井戸やら観音堂やらと、スポットとして謳われている場所が色々とありますが、その歴史的な経緯から敢えて言うなら、この八王子城跡そのものが巨大なスポットといえるでしょうか。
まぁ出る出ないは別にして、夜に旧道は上り下りしない方がいいです。
道が悪くてマジに危ないよ。
あと、入口広場のトイレは、夜間閉鎖されます。
→場所の地図
→八王子城跡公園のルート地図
07月24日(旧暦6月23日)は、八王子城の落城日ですね。
八王子城は、今から421年前の1590年(天正18年)、豊臣秀吉による北条・小田原城攻めの一環として、豊臣軍(前田利家、上杉景勝、真田昌幸)に攻め落とされたお城です。
八王子城跡公園 入口
八王子城跡公園の入口へ至るには、「霊園前」バス停から800メートルばかり歩かねばならないので、テクテク歩いているうちに、「本当にこの道でいいのか?」と不安になる方々も少なくないようです。
入口広場
まずは、入口広場にあるトイレです。
八王子城跡 入口広場トイレ
入口広場のトイレは管理事務所の隣り、入口から見て奥にあります。
一般男性用トイレの様子
山そばのトイレと言うことで、あまり期待してなかったのですが、キチンと管理されていて綺麗なトイレでした。
個室は和式が1つのみ。
2つ並びの洗面台は捻り水栓で、石鹸などの追加装備はありません。
続いて、多目的トイレの様子です。
多目的トイレの様子
多目的トイレは温便座。
洗浄は壁にあるリモコンボタン方式です。
オストメイト対応型
温便座だけの便器かと思っていたら、オストメイトに対応しておりました。
あと多目的トイレにはベビーキープ、
オムツ台も設置されており、赤ちゃん連れの方も安心です。
※ただし、換えたオムツはお持ち帰りで。
多目的トイレの洗面台は自動水洗。
手前の縁が低く開いているので良い感じです。
南側の壁には、ブロックガラスの明かり取りがあるため、陽が出ていれば日中は明るいです。
さて、
上は八王子城跡の東側、入口付近の地図です。
入口広場を北に出て西へ向かうと、
登山道 入口
登山道入口である鳥居が見えてきます。
この鳥居をくぐり、道なりに真っ直ぐ突き進むと、
旧道
溝なんだか尾根なんだか道がどこだかよくわからなくなる、狭くてキツイ旧道となります。
人一人がすれ違うのにも大変な道です。
新道への入口となる、もう1つの鳥居
さっきの入口の鳥居をくぐり、途中で道を左へ折れると、頭より高い位置に別の鳥居が見えてきます。
そのもう1つある鳥居が新道の入口となります。
新道
新道は旧道と比べ道幅が広く、歩きやすいです。
金子丸(八王子城攻防戦、最大の激戦区)にある休憩場所
また新道には途中、腰をおろせるベンチもあるので、旧道のような緊張感を強いられません、まったりです。
梅の季節であれば、途中ある梅林でより心和ませることが可能でしょう。
新道と旧道は8合目付近で合流し、そこから急なつづら折りの登りが続きます。
八王子城 山頂付近
つづら折りを登りきると、
↑頂上へ →小宮曲輪 への分岐
小宮曲輪への分岐(上の写真、右手に一本見える木の手前)が。
草のトンネル
この分岐から坂を登り、草のトンネルをくぐると、
小宮曲輪
狛犬がお出迎えの小宮曲輪に着きます。
ここには御岳神社があったとのことですが、今は廃屋となっています。
小宮曲輪に行くには、「山頂下から降るルート」と、この「分岐を登るルート」とがありますが、
山頂下から降るルートは、誘導用のトラロープがあるだけマシの道無き道と云った感じですから、スペランカーを自称する人は止めといた方が無難です。
さきほどの分岐を真っ直ぐ行くと、左手に眺望。
ここまで来るとゴールもうすぐです。
八王子神社下の休憩所
まず見えてくるのが大きな屋根付きの休憩所。
この休憩所を左へ登ると、松木曲輪の見晴台へ。
真っ直ぐ進んだ先にある階段を上ると、
八王子神社
八王子神社です。
その名の通り、スサノオの八王子(八柱の御子神)を祀る神社で、八王子城の名前の由来ともなっています。
神社の脇には神楽殿(能舞台)もあるようですが、今は使われてないんでしょうね。
山頂への階段
八王子神社の右手奥にある階段を上り、右手に行くと小宮曲輪。左へ登ると山頂です。
本丸
山頂には祠と、ここにかつて八王子城の本丸があったことを示す、
石碑が建っています。
松木曲輪
八王子神社の能舞台の裏手に松木曲輪があります。
ベンチのある見晴し台になっており、
松木曲輪からの眺望
ここで食う弁当は美味かったです。
八王子城跡 山頂トイレ
見晴し台の裏手を降りるとあるのがコノトイレです。
男性用トイレの様子
2人並べるスペースほどの小用トイレは、かけ流しスタイルの非水洗。
ヒドイ使われようだったので、便器は見せられないよ!
個室は和式が1つのみ。
山のてっぺんにあるトイレですからね、コチラも無論非水洗な、いわゆるBotん便所さんです。
手が洗えるような水道の類もトイレの近くにはありません(※手動ポンプ式の水飲み場はあるが、ここから多少歩く)。
八王子城跡 御主殿跡付近
ふもとの広場の入口から、
南に流れる川沿いを西へ真っ直ぐ進むと、
大手道
左手に大手道が見えてきます。
この大手道を上がって進むと、
曳き橋(実際の橋の位置は、今の位置より斜めに、写真右手の窪みにかけられていた)
曳き橋の上へ。
そして橋を渡ると虎口、櫓門跡、
冠木門(曳き橋と同じく復元されたもの)
冠木門へと続きまして、
御主殿跡
城の城主 北条氏照の屋敷があった御主殿跡地である広場に到着します。
御主殿跡地から下へ降る道(写真 左に見えるのが滝と慰霊碑)
大手道に入らず真っ直ぐ進むか、御主殿跡地から下へ道を下ると、
御主殿の滝
この滝は八王子城落城の際、御主殿にいた兵士、女性、子供らが自刃して飛び降りた場所で、彼らの流した血が三日三晩、この川を赤く染めたと言い伝えられています。
滝の横の慰霊塔
滝の横にひっそりと立つ慰霊塔には、今も花が手向けられております。
ちなみに、
ゆるキャラ うじてる君
北条氏照とその家臣たちの墓は、
北条氏照および家臣の墓
この八王子城跡公園の入口より東に400メートルばかりの場所にあります。
八王子城址歴史資料館(有料)
北条氏照とその家臣たちの墓を参る場合は、バス停から公園入り口へ向かう途中に、八王子城址歴史資料館へ至る横道があるのでその横道へ入り、歴史資料館より奥へ進んだところにある山道の階段を登ってください。
最後に。
八王子城跡を山頂へ登る場合、
八王子城跡公園 管理事務所
入口広場の管理事務所のところと、
大悲閣観音堂
新道入り口の下にある観音堂の横に、
山登り用の竹の杖が置いてあるので、利用すると帰り道がより楽になります。
《入口広場トイレ》
【評価】☆☆
【利便】☆△
【清潔】☆☆
【ユニーク度】・・・
【一言】
キレイにされてるトイレ。
多目的トイレの装備はなかなか。
山を登る前に、ぜひここで用を足しておきたい。
【装備】
小用×2 和式×1 多目的トイレ×1
紙:○
※多目的
オストメイト:○ ベビーキープ:○ オムツ台:○ 温便座:○ 緊急ボタン:○
《山頂トイレ》
【評価】☆
【利便】△
【清潔】△
【ユニーク度】・・・
【一言】
お腹の緊急避難場所。
山の上という現世と隔絶された場所にも「トイレがある!」、そう考えると多少頼もしい。
非水洗な事と手が洗えない事、この2つは覚悟しておいたほうがいい。
【装備】
小用×2 和式×1
紙:○
【もう一言】
心霊スポットとしても有名な場所ですね。
滝やら井戸やら観音堂やらと、スポットとして謳われている場所が色々とありますが、その歴史的な経緯から敢えて言うなら、この八王子城跡そのものが巨大なスポットといえるでしょうか。
まぁ出る出ないは別にして、夜に旧道は上り下りしない方がいいです。
道が悪くてマジに危ないよ。
あと、入口広場のトイレは、夜間閉鎖されます。
→場所の地図
→八王子城跡公園のルート地図
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プロフィール
HN:
Knightou
性別:
非公開
職業:
トイレ探検家
自己紹介:
星の数ほどトイレはあれど、人生を通して出会えるトイレの数はとても儚く、そして少ない。トイレとは、船乗りに対する港――人生という大海原を彷徨いながら、人は必ずトイレに帰る……。安らぎを得る場所、お腹の嵐に遭遇したとき、緊急避難の場所として寄航するトイレ。そんなトイレについて駄文を書き連ねる不定期メモです。
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