目黒寄生虫館 1階トイレ

【東京都　目黒区】


寄生虫の館、世界唯一の博物館のその場所は、
迷うことはありませんが、目黒駅からちょっと歩いたところにあります。


目黒寄生虫館


中はそりゃあもう寄生虫ばかり。



陳列された



寄生虫の数々。


鉤頭虫類

例えばクジラの腎臓に寄生するヤツとか。


人の寄生虫

人に寄生する、




モヤシにも似た回虫。



すんごい長い無鉤条虫とか、寄生虫といえばこの人てきな定番な方々もおりまする。


日本の寄生虫分布図

エキノコックスは北海道にしかいないんですね。

１階の展示だけでもかなりの量の寄生虫を堪能できますが、



2階にも寄生虫。



お刺身の定番、踊り食いで有名なアニサキスさんや、


アニサキス

やっぱり外せない寄生虫界のスター


日本海裂頭条虫

いわゆるサナダムシさんも展示されています。
しかしサナダムシさん長過ぎですな。
ちなみに、
サナダムシさんの隣にある



きし麺のような紐なんですが、



サナダムシさんと同じ長さがありまして、ビローンと伸ばしてカップルに大人気の体感コーナーとなっていました。


吸虫類

上のマンソン住血吸虫はハツカネズミの内臓の血管に寄生するヤツだそうです。
いやあ、寄生虫と一言で言っても色々と種類がいるもんですね。


寄生虫の研究ノート


館内には寄生虫の標本のほか貴重な研究ノートも展示されていて、



寄生虫Tシャツや寄生虫ポストカード、本物の寄生虫を使った携帯ストラップなどの販売コーナーもあったりします。



ここ寄生虫館のトイレは1階にありまして、



ドアをくぐるとまず洗面台。

さらに奥のドアをくぐると、



小用トイレが1つに、



洋式トイレが1つ。



共用トイレのための配慮として音姫が個室についています。



トイレ内にも小さな手洗いがあるのですが、
上の写真のご覧の通り、その位置が高すぎて鏡がいまいち使えません。

【評価】☆
【利便】・・・
【清潔】☆
【ユニーク度】・・・
【一言】
昔、“寄生虫”という病気の研究が日本の医療から消えたことがありまして、原因不明と医者も首を傾げるしかない患者を増やしたそうです。理由は経済大国と なった日本では衛生状態が向上したため、寄生虫に関連した病気が激減し、医療界でも“寄生虫症は撲滅された”という認識が広がったためだとか。

寄生虫館の入り口脇に、



パンフレットに寄生虫館スタンプ、そして募金箱が置いてあります。
目黒寄生虫館は入場無料ですが、世界唯一の博物館を未来永劫残すためにも、いくばくかの募金はしたほうがいいかもしんないですね。
たんまり募金が集まったら、まずトイレを男女別にしていただきたいものです。
【装備】
小用×1　和式×1
紙：○　音姫：○
共用

→場所の地図