よこやまの道 西トイレ

【東京都　多摩市】

よこやまの道　永山付近

多摩市と町田市を分かつ、多摩市の南に横たわる国境、万里の長城と言ったら･･･まぁ、言い過ぎである。
よこやまの道は、古代においては通商路として人や物が行き交ったという。
わざわざ尾根という狭い“△”の天辺に街道を作る意図。
物流を第一に考えると一見不合理な気もするものだが、「すべての道はローマに通じる」という言葉の意図にもある通り、道というインフラは第一に軍事目的を優先して作られた。
ローマは各都市に軍隊を素早く送るために道を整備したわけだが、「道」というモノを防衛目的で考えるなら、尾根に通すのは合理的だ。
侵攻してくる敵の姿を認めやすく、敵の進入ルートを限定させることが可能。軍の規模が大きくなればなるほど動きにくい地形だ。


よこやまの道　西トイレのそばのスペース

遊歩道として整備されているこの道は、古代においてはそういう場所だったということだ。



今回はこの多摩市　よこやまの道の西側にあるトイレの見聞です。


よこやまの道　西トイレ

よこやまの道のトイレは共用、男女・多目的の一体型。
2kmばかり東に離れた場所にある東トイレも、ここのトイレと同型です。



入り口入ってすぐ左には小用トイレがあります。
ドアを外からノックして、内側からノックが返ってきたとしたら･･･それは間違いなく小用です。



洋式トイレの洗浄方式は自動センサー＆タッチ式。
ペーパーフォルダが見えますが、トイレットペーパーは元から置いてないので期待してはいけません。
多摩市の公衆トイレも一部トイレを除いて、紙は置かない方針の様ですからね。



置いてある洗面台の水栓は捻るタイプ。

はて・・・なにやら、洗面台の下に・・・・・・見えますよね？



「夜間の次の時間になりますと3分間、床全体に水が流れますのでご注意ください」


散水装置

毎日23時、01時、04時の3回、この装置から水が流されるとのこと。
他の公衆トイレとは一線を画する、“よこやまの道トイレ”の必殺技です。

【評価】☆△
【利便】☆
【清潔】☆☆
【ユニーク度】☆
【一言】
この目でしかと、その散水シーンを見てみたい！カメラに動画として撮ってみたい！とも思いましたが、時間が時間だけに行く気にならない。まだ寒いからなおさらです、はいスイマセン。
もうちょっと温かくなったら行こうかなぁ・・・と思っていますです。
【装備】
小用×1（多目的）　洋式×1（多目的）
※多目的
緊急ボタン：○
共用（男女・多目的）

→場所の地図