立川防災館 2・4階トイレ

【東京都　立川市】


そういやもうすぐ9月1日、
「防災の日」であります。
1923年9月1日に発生した「関東大震災」に因み制定され、各地で防災訓練なんかが行われます。

ただここ立川市には“防災館”なる建物がありまして、一年に一回しか巡って来ない9月1日をわざわざ待たなくても防災訓練、また災害体験が楽しめ――失礼、災害時における対処法、つまり経験値を積むことができます。


立川防災館とお隣の立川消防署


防災館の中はそれなりに広く、様々なアトラクションが用意されています。



例えば消火器などを使う消火体験施設。



地震体験室や煙体験室などがあります。

地震体験室といえば、住宅の耐震実験のＣＭでお馴染みのアレですよ。
もう子供大喜び大はしゃぎじゃないですかね。

ダミー人形を使った心肺蘇生法の訓練なんかもできますので、大人の人もいざという時のために行っとくといいかもです。カッコいい大人は、慌てず騒がず遠慮 せずに速やかに人命救助を行えるもんです。例えそれが“はじめてのチュウ”だったとしても恥ずかしがっているうちに失われる命の事を考えれば、人形相手に “キミとチュウ”。慣れておいたほうが無難です。羞恥心など捨ててしまえ！！



体験・訓練がメインの施設なので展示物は少ないです。


防災資料室

紙媒体の資料やタッチパネル式の端末を使用した音声動画案内で、知りたい防災・災害の知識を閲覧することができます。

上の写真、防災資料室の向こうに見えるのは２階中央ホール。
ホールには、実際の公衆電話などを使用して行う通報訓練システムや


Ｑ＆Ａコーナーと採点装置

タッチパネル式の端末を利用したＱ＆Ａコーナーがあります。

上の写真では角度が悪く、そうは見えないかも知れませんが、　
Ｑ＆Ａの端末機の模様、赤い“Ｃ”模様と椅子の“・”の点模様を合わせ、“？（はてなマーク）”を形作っています。


「火事です！どこから逃げますか？」

各訓練での評価とＱ＆Ａのクイズの点数は、入館時に入り口で貰うプリペイドカードに記録されます。
カードに記録した点数は採点装置で評価されるので、お友達やご家族と足を運び、お互いに競い合う気持ち、助け合う心意気で、サバイバル度をあげておけばイザという時にも安心かも知れません。

訓練が終わったら立川の駅前辺りに繰り出して、ちょっと飯でも食いながらあーだこーだ、「つまんねー」「いや、おもしれー」「初キッスが人形となん て･･････ｼｸｼｸ」と話のネタに盛り上がるのもまた一興ですので、とりあえず一度ぐらいは体験してみると良いかもしれません。

頭で知っているのと、体が覚えているのとでは、咄嗟の差に雲泥のタイムラグが発生しますからね。
ちょっとしたためらいが、事をおおごとにしたり、生死を分ける境目になっちゃっうなんてのはよくある話です。


一般男性用トイレの様子


トイレの壁は大理石。
窓から差し込んだ外の景色が映りこんで見えますな。



窓から見える外の景色は、こんな感じ。
窓から見える隣の芝生は陸上自衛隊の立川駐屯地の様子です。
この基地は防災基地としての性格を持ち、災害の情報収集および災害時の救援活動を行います。

防災館のトイレは2・4階にありまして、
その両方に多目的トイレがあります。



シャワートイレは多目的トイレのみに設置されており、


赤ちゃんルーム（奥の入り口）

2階には小さいお子様のためのキッズルームと赤ちゃんルームが用意されています。

【評価】☆☆
【利便】☆
【清潔】☆☆
【ユニーク度】・・・
【一言】
東京都区からほどなく離れたここ立川は、大災害により東京の首都機能がマヒした場合でも、警察、消防、自衛隊の指揮を行える非常用の指揮施設が用意されています。
ちなみに防災館への入館には受付での登録（無料）が必要となります。
【装備】
小用×7　洋式×1　和式×2　多目的トイレ×1　和式×1
紙：○　石鹸：○
※多目的
シャワートイレ：○　石鹸：○　緊急ボタン：○

→場所の地図

小金井公園 中央広場トイレ

【東京都　小金井市】


その幅は、JR東小金井駅からJR小金井駅までの長さに相当する公園です。


小金井公園　中央広場

両駅を北口に出て、
通り沿いを北にテクテク行けばこの公園に必ずエンカウントします。

大きな公園ですからトイレの数もまた多く、
体育館や江戸東京たてもの園などの施設トイレを除いてもその数は13もあります。


NO.8　中央トイレ

その数あるトイレの中で、中央広場にある「中央トイレ」の様子を見てみましょう。


一般男性用トイレの様子


子供用の背の低い、小さな洗面台がついていますね。


個室トイレの様子


個室トイレは2つ。
小金井公園にある公衆トイレのすべてが、和式×1、洋式×1の編成となっています。


多目的トイレの様子


便器の洗浄はボタンとセンサー式の併用。
多目的トイレに限らずです。
センサー部が膝辺り、太もも付近にあったりするのは、単純に手をかざし易いという理由のほかに、
立ち上がった時、トイレから立ち去る時の“流し忘れ”を防止するという理由もあったりします。
トイレ探索中に出会う“流し忘れ”の数は、そりゃもうアンタ半端じゃありませんよ？

思わぬ遭遇戦に「げぇっ、関羽！！」と心の中で何度叫んだものかです。
行く先々のトイレで連続してエンカウントすることもあったりしましたからね、赤壁で敗走する曹操の気分が少しは理解できましたね。信じられない光景に面食らい、“流し忘れたこの人類”に対して怒りさえ覚えましたけどね、初めのころは･･････。
しかし人間ってのは、なんか慣れるもんですからね
今は「ハイハイ、退場退場」ってな具合で軽く水に流してしまいますけどね。



ちなみに多目的トイレにはオムツ台があります。



多目的トイレの前には、誘導用の黄色いタイルが走ってますね。



誘導先には案内板もありますね。


小金井公園の案内板


地図は指先で触れてわかる点字仕様となっています。

【評価】☆
【利便】☆
【清潔】☆
【ユニーク度】・・・
【一言】
小金井公園の多目的トイレは朝10時開店、夕方16時には閉店です。
ただこの中央トイレの多目的トイレだけは、24時間フルに開いているかどうかは分かりませんが、午前6時という朝早くからも開いているようです。

ちなみにこのトイレのすぐそばにあるサイクリングセンター前の広場では、
朝のストリートダンスが盛んです。



小金井、小平、西東京、武蔵野の市民が夜な夜な（朝だけどな）集まってラジオ体操を踊っています。
みんな家で済まして来ないのか、小金井公園の朝のトイレはけっこう混むよ。

【装備】
小用×3　洋式×1　和式×1　多目的トイレ×1
紙：○
多目的
オムツ台：○　緊急ボタン：○

→場所の地図

新宿タカシマヤ 12階北トイレ

【東京都　新宿区】


JR新宿駅の南側、JR代々木駅の北側にあるデパートです。
ただ、代々木駅からの出入りはちと遠回り、面倒な感じですな。


新宿タカシマヤ

新宿タカシマヤは午後8時で閉店ですが、
上階である12階から14階まで、いわゆるレストランフロアは夜11時までの営業です。

12階ともなると標高もかなり高くなってきますからね。
その眺望を売りにするレストランもあると思います。
新宿の夜景をツマミにキミの瞳に乾杯ってヤツです。
ちなみに、ここでいう“キミ”は玉子の黄身ではありません。



ここ12階、北側のトイレもまた新宿の眺望をそれなりに楽しめるようになっています。



眼下には新宿駅。
それなりの大きさの丸い鏡を採用し、窓からの眺望に配慮しています。
壁には大きな姿見も設置されていますので、これから「ダンディにキメるぜ！」ってオノコも気合い入れてのポージングをしてました。


12階　北側トイレの様子


小用トイレの手すりには滑り止めの配慮です。
小用トイレの手すりは、学校なんかでよくやる整列時の“前ならえ”に似ていますが、あの突き出た部分を支えに、車椅子の搭乗者は立ち上がります。
あの突き出た部分を邪魔に思う人もいるかも知れませんが、けっこう重要なんですよこれ。



2つある個室トイレのうち1つにシャワートイレが配備されています。



もう1つは子供用便座付きの洋式トイレ。
ベビーキープがついてます。

タカシマヤのトイレは、シャワートイレか親子トイレ（ベビーキープ付き）の組み合わせが多いので、利用階のシャワートイレが埋まっていた場合、
そこで絶望して終了せずに他の階に移ったほうが賢いです。


多目的トイレの様子


木製の背もたれが、なんだかゴツイ多目的トイレです。
ここの多目的トイレは子供用便座。



オムツ台とフィッティングボード（着替え台）。
壁には傘立ても見えますね。

【評価】☆☆
【利便】☆☆
【清潔】☆☆
【ユニーク度】☆
【一言】
新宿タカシマヤにあるトイレの中では、ここのトイレからの眺望が一番見やすい、見晴らしが良いのではないかと私的には思います。
【装備】
小用×4　洋式×2　多目的トイレ×1
シャワートイレ：△　紙：○　石鹸：○　エアータオル：○　ベビーキープ：△　子供用便座：△　便座石鹸：○
※多目的
石鹸：○　子供用便座：○　便座石鹸：○　オムツ台：○　着替え台：○　緊急ボタン：○

→場所の地図